金属というと、無機質な材料であり、硬い・冷たい・扱いにくいというイメージがあるかもしれません。 しかし、金属は扱い方によって、様々な表情を見せます。硬いステンレス線を芯材に巻きつけると、反発によりとげとげした形になります。しかし焼き鈍す事によって反発は無くなり、柔らかな生き物の様に見えてきます。 それは、私の手を離れて増殖していくかのようです。 金属と向き合い、その様々な変化を楽しんでいます。